AIについて学んでみたいけど、そもそもAIってなんだろう?どんなことができるんだろう?って思いますよね。
この記事では、誰でもカンタンに試せるAIツールをご紹介していきます。
まずはAIツールを試してみて、AIってどんなことができるのかを体験してみましょう!
この記事では、「これからAIについて学んでいきたい」という初心者に向けて、すぐに体験できるAIツール(AIツールのサンプル)をご紹介していきます。
画像認識や音声認識、文章理解などのAIツールがありますので、ひとつずつ試してみてください!
今回はGoogle Cloudのツールから紹介します!
今回ご紹介するAIツールは、Google CloudのAIツールです。 Googleといえば、AI分野では数々の偉業を成し遂げていることで有名です。 2012年にディープラーニングで教師データなしで猫を認識したのも、Googleでしたね。
そんなGoogleではGoogle Cloudというクラウドサービスを展開していて、そのクラウドサービスの中で数多くのAI関連サービスが提供されています。
今回はそのGoogle CloudのAIサービスの中から、画像認識ツール、テキスト読み上げツールをご紹介していきます。
なんていう記事を書いているこの瞬間。 自分のトナー交換作業ミスで複合機が故障してしまったので、故障受付のフリーダイヤルに電話をかけたのですが、応答したのは自動音声。 そう、AIだったのです。
故障した機種を特定し、連絡先(電話番号)も住所もAIが確認・特定してくれました。 もう、そんな時代になっているのですね(2022年現在)。 すごいー!!と猛烈に感動しています。
そもそも、Google Cloudが提供しているAIサービスってどういうこと?
今まで人工知能を利用するためには、自分たちで何らかの判断ができるAIを作り上げる必要がありました。 AIを自分たちで作り上げるには、とても高度な専門知識が必要ですよね。 気軽に使えないし、専門知識をもった人も少なく、一部の大企業だけが利用できるという、とても高価なものでした。 そんな時、GoogleやAmazon、MicrosoftといったIT大手各社が「もっと気軽にAIを使えるようにしよう!」ということで、高度な専門知識がなくても活用できるAIサービスを提供してくれるようになりました。 それがクラウドのAIサービスです。 今では各社様々なAIサービスを提供しているので、眺めてみると面白いですよ! (ざっくり解説です。)
今回ご紹介するAiサービスは、その中でもGoogleが提供しているクラウドサービス「Google Cloud」のサービスになります。
AIツールその1:画像認識(Vision AI)
さぁ、いよいよ本題です。AIがどんなものか、試してみましょう。 最初にご紹介するAIツールは、画像認識AIです!
ではさっそく、Google CloudのVision AIというサービスを見てみましょう。
Vision Aiのサイトを見ると、以下のような説明があります。
機械学習を使用して、業界トップクラスの予測精度で画像を理解する
ほうほう、画像を「理解」するのね!何が写っているのかをAIが理解する、ということで間違いないかな?
AutoML Visionを使用して、カスタムラベルで画像を分類する機械学習モデルをトレーニングする
これは、ちょっと何言ってるかわかりませんね・・・。 (機械学習モデルのトレーニングができるんだよ、と言ってる。)
Vision APIを使用して、オブジェクトや顔を検出し、手書き文字を読み取り、有用な画像メタデータを構築する
APIを通じて画像データを読み込ませると、オブジェクト(様々な物や動物など)や人間の顔を検出したり、手書きの文字を読み取ってくれたり、最近流行りのメタデータを構築できるんですね! 更にAPIってことは他のアプリからも呼び出せちゃうってことか!それは、めっちゃ便利!
メタデータとは メタデータとは、データそのものではなく、そのデータを表す属性や関連する情報を記述したデータのこと。
なるほど。画像ということは、スマホで撮った写真とか、PDFファイルで送られてきた書類とかも使えるのかな? APIを試す、という項目があるので、早速試してみましょう。
PCの中にあった、カエルの写真をアップロードしてみると、Vision AIのAPIが画像を自動で認識して「Frog 85%」「Animal 59%」という結果を返してくれました。 すごい!カエル(Frog)です。当たってます!
このように、画像ファイルに写っている物体を認識し、ラベル付けをしてくれるのがVision AIの機能です。
私たちが持っているスマホの写真でも、同じような機能が実装されていますよね。 これは本当に便利!
AIツールその2:音声読み上げ(Text-to-Speech)
画像の次は、音声です。文字データをAIが認識し音声で読み上げてくれる、というAIです。 スマホのAI(SiriとかOK Googleとか)も、この搭載していますので馴染み深いと思います。 Google CloudのText-to-Speechというサービスを見てみましょう。
それでは実際に使ってみましょう。こちらもVision AIと同じようなUIなので、カンタンに試せますね。
おお、ちゃんと日本語で読み上げてくれます。まだ少しぎこちなく感じる部分もありますが、十分に実用の範囲だと思います。
Text-to-Speechがあるということは、その逆の音声認識、Speech-to-Textももちろんあります。
記事を書いた時点で、デモがうまく動作しなかったので、今回の記事には載せていませんが、音声認識のAIも私たちの身近なツールになってきていますよね。
さいごに
いかがでしたでしょうか。想像以上にカンタンにAIを試すことができたと思います。 もちろん、自社の業務でAIを活用しよう!と考えたときには、今回試してみたようなAIサービスを自社のシステムに組み込む必要が出てきますので、そこはハードルが上がります。 でも、安心してください!最近ではRPAツールの中にAIのモデルが組み込まれているようなサービスも出てきているので、業務システムへAIを導入するハードルも徐々に下がっていくと予想されます。
ぜひ自社でも生産性向上ツールの一つとしてAIの活用を検討してみましょう!
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